カビの恐怖

◇建物のカビ・汚れとは
土壌のカビが空気中に飛散し、建物に付着すると増殖し始めます。また、増殖したカビの菌糸の摩擦による静電気が汚染物質を吸着して建物の汚れとなります。また、室内では発生したカビの胞子を人間が吸い込む事で、気管支炎やアトピー性皮膚炎、鼻炎などを引き起こしたり真菌症の原因となります。真菌症は死に至る病気です。一度発症すると完治する事は難しく、症状を抑えるだけの治療になります。カビは市販のカビ取り剤では落ちません。市販のせんじあはカビを漂白しているだけの為、一見落ちたように見えても実はカビは死んでいないんです。ですから、またすぐにカビが生えてきてしまうのです。さらに、カビ取り剤を使い続けると、カビは抵抗力をつけさらなる活性化を招いてしまうのです。

◇カビ・アレルギー症候群
カビと言えば梅雨の時期と思いがちですがこれは大きな間違いです。冬の間、暖房で暖まり、閉めきった部屋の中はカビ発生に最高の条件を作ってしまいます。繁殖したカビは胞子を空気中に撒き散らし、呼吸するたびに体内に侵入するのです。これがアレルギー抗原となりカビのアレルギーが起こるのです。カビアレルギーはスギ花粉症と似ていて、花粉症だと思っている三分の一の人は実はカビアレルギーなのです。
◇浴室に発生するカビ

カビはどんどん広がる
このように水場、最もカビの発生しやすい所は黒カワカビが発生します。ほっておくといつのまにか、天井にチョコチョコあったカビが広がり、天井全体、壁、目地、窓、サッシ、ドア回り、床と広がって行きます。市販のかび取り剤を使用しても漂白してしまうので、天井が変色してしまったり、消えたように見えたけど、またすぐに目に見えるようになり、今度は落ちにくくなります。
カビはパワーUPする
カビが掃除で落ちにくくなるのは、対抗性を持ってしまった真菌が、パワーUPしてしまった事が原因になります。
安易なカビ取り、ただ安いだけの業者では同じことの繰り返しで、最終的には塗装やタイル交換、解体等余計に費用がなどが掛かる場合も出て来てしまいます。特にパッキンに付着しているカビは奥深くまで入り込んで、パッキンの接着剤や成分を養分として繁殖していき、変色させて色素沈着をおこさせます。浴室から拡がったカビは洗面所に拡がり、壁伝いに拡がって行きます。こうなる前に是非ご相談下さい。
◇室内の壁・天井に発生するカビ

空気中には数千個のカビ?!
カビの発生条件については後程説明いたしますが、室内の空気中には常に数個から数千個のカビの胞子が浮遊しています。またカビは現在使用されているほとんどの建材を栄養としさらに建材の表面にホコリや汚れがあるとカビの発育が促進されます。一般住宅の年間の室内平均温度は10℃から30℃です。更に空気中には一定の湿度もある為一年中カビの発生は可能なのです。カビは梅雨の時期だけと思っていたのは何十年も前の考えです。年々カビの相談件数が増えていますが、時期的には冬場、春、夏、秋と一年中に渡っています。カビは一年中至る所で広がっています。カビは60℃以上、または冷蔵庫の寒い場所でも繁殖します。ほっておけばおくほど、アレルギーや喘息、肺炎等の原因ともなってしまいますので注意が必要です。
◇至る所に発生するカビ

その汚れ、実はカビです!
カビは室内だけではありません。家の外壁に付着してしまっては見た目にも悪いです。外壁の施工の依頼を頂くことも多いですが施工が終わった後は、施工前後の画像や報告書を提出します。「最初はこんな色していたんだね」と喜んで頂くことが多いですが、外部/外壁の汚れはカビが原因とわかっていらっしゃるお客様は少ないのが実情です。カビが静電気を発生させ、塵や砂塵、煤煙等を付着させ汚れに代わって行きます。ご相談の最初は「外壁にコケが・・・」と言われるお客様が多いですがコケだけでではなくカビが蔓延しているのが本当です。
コンクリートに蔓延するカビ
お部屋のカビ臭い異臭の原因の一つに床下のカビが原因の場合もあります。新築の場合でも一度でも漏水や、建築中の雨や雪が床下のコンクリートに流れた場合は注意が必要です。その時に乾かしても必ずと言って良いほどカビが発生します。床下も除カビ洗浄する事により、悪臭は改善され気持ちよく過ごせるかと思います。